生物多様性の国コスタリカ

ニカラグアへ陸路で国境を越えるために、サン・ホセからリベリアまでバスで行った。リベリアは3つの国立公園で構成されている世界自然遺産「グアナカステ保全地域」があるグアナカステ県の県都。コスタリカは1平方キロあたりの生物種が世界一多い生物多様性の国として有名で、世界中から希少生物を見るために多くの外国人観光客が訪れるが、私たちは国境越えのためにだけ行くことにした。
3夜泊まった中級ホテルでは、他の宿泊客から色々な話を聞く事ができた。総勢10人以上で泊まっていた家族はグアテマラから米国に移民してバケーションでコスタリカを訪問。ここは言葉も通じるし、米国に比べると物価もすごく安いのでバケーションには最適と言っていた。5人で泊まっていたビジネス客からは、国境を行ったり来たりしてコスタリカとニカラグア間で日常的にビジネス取引が行われていることを教えてもらった。

日本びいきの市長への表敬訪問

街をブラブラ歩いていると英語で話しかけられ色々聞かれていると、ビルの中から人が出て来てリベリアの市長だという。オフィスに寄っていけというので市長執務室にお邪魔した。市長はとても親日派で三味線が大好きだとユーチューブを見せてくれた。英語とスペイン語でお互いの国を褒め合い、友好の印に折り紙の鶴とコスタリカの旗のクリップを交換して、日コ友好は無事終了。明日はいよいよ陸路で国境を越えて、ニカラグア湖に浮かぶオメテペ島まで行かなければならない。ガイドブックにはニカラグアからコスタリカへの入り方しか載っていないので、バスターミナルで情報収集しなければならない。

グアテマラから米国に移民した家族。夕方から夜遅くまでプールではしゃいでいた。グアテマラにいたらコスタリカでバケーションなんて夢のまた夢。移民したくなる気持ちが分かるような気がした。

コスタリカの典型的な朝食。トースト、炒り卵か目玉焼き、フライドバナナ、お赤飯のような豆入りご飯、果物とコーヒー。

市役所の前でリベリア市長と記念撮影。彼は元教師で今二期目とか。私が元市議会議員だったというと執務室に招待された。

リベリア市長の執務室で記念撮影。彼は元教師で今は二期目。私の胸に付いているのが市長から頂いたコスタリカ国旗のクリップ。

リベリアのカテドラルは中米の他の町で見るような植民地スタイルではなく近代的な建物だった。

リベリアのカテドラルは中米の他の町で見るような植民地スタイルではなく近代的な建物。平日にも関わらず、夕方のミサには沢山の人が来ていた。

リベリアの中級ホテル。このプールでグアテマラの家族は夜遅くまではしゃいでいた。

サン・ホセからリベリアへの急行バスは日本の都市間バスのように快適。前日に予約して4時間かけてリベリアへ。途中、一回だけトイレタイムのためにレストランや売店のある所に止まった。