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グラフ旭川 連載記事2023-01-15T11:07:47+09:00

中南米南下の旅 ペルー第2の都市アレキパ(2026年5月号)

チャチャニ山とミスティ山に見守られて アレキパはペルー第2の人口を誇るインカ帝国の古都である。中心部にはスペイン風コロニアル建築がたくさん残っていて世界文化遺産に登録されている。ここはアンデス山脈に位置し標高2335m、旭岳より高い。3泊して高度に順応する予定だ。朝の8時過ぎにバスステーションに着いてから予約していたホテルへと向かった。朝食を食べるために2階のテラスに行った私たちは、そこから見えるこの街のシンボル、チャチャニ山(標高6075m)とミスティ山の神々しさに息を飲んだ。やっとアンデス山脈沿いに発展したインカ帝国の入り口に来た!と感じだ。 [...]

2026.05.01|Tags: |

中南米南下の旅 ペルーー地上絵のナスカ(2026年4月号)

アレキパまでは夜行バスに乗ることに ワカチナから地上絵で有名なナスカへと車で向かった。ナスカからアレキパまではバスで行くつもりだったので、町中のバスセンター近くの安ホテルを取った。アレキパまでのバスについては9~10時間かかるということ以外は日本で情報は全く得られなかったので、着いてすぐに調べてみると深夜に出発する夜行バスしかない。仕方がないので、翌朝に地上絵を見学して、二泊目の途中で宿を捨ててバスに乗ることにした。フロントでセスナの予約をしていたら、先にセスナに乗った旅行者が「朝食は食べないで乗った方が良いよ、すごく揺れるから」とアドバイスしてくれた。彼はインド系マレーシア人でマレーシアにある日本企業で働いていたというので、一緒に夕食を食べることにした。 [...]

2026.04.01|Tags: |

中南米南下の旅 ペルーー砂漠のオアシス・ワカチナ(2026年3月号)

高度順応のために陸路で行くことに リマから飛行機でナスカの地上絵を見て戻り、ふたたびリマから飛行機でクスコに行きマチュピチュを見学するというのが通常の観光コースだ。しかし、コロンビア・エクアドルの旅で高度が体に与えるダメージの大きさを経験した私たちは、ペルーでは慎重に高度順応することにした。標高ゼロのリマからいきなり富士山より高い標高3399mのクスコに行くのは危険すぎる。現にツアーでは必ず体調を崩す人が出るらしい。高さによる酸欠状態に体を順応させるには少しずつ高度を上げるしかない。私たちは陸路でイカからナスカを経由し、標高2335mのアレキパまで行き、そこで3泊して体を慣らしてから飛行機でクスコに入ることにした。南北アメリカ大陸をアラスカからアルゼンチンまで縦断するパンアメリカン・ハイウェイをリマから南下し、アレキパまでの順路上にあるイカの近郊ワカチナに最初の宿を取ることにした。 [...]

2026.03.01|Tags: |

中南米南下の旅 ペルー・ボリビア ペルーー首都リマNo.2(2026年2月号)

やけくそになって美食三昧?! 「世界のベストレストラン50」で2023年に1位になったレストラン「セントラル」での衝撃的な支払いで私たちの財布の紐は切れた。自暴自棄になった私たちは当時南米で3年連続1位のレストラン「Maido」にも行くことにした。勿論今度は「カップリングワイン」はポチしない。高級住宅地のおしゃれな繁華街にある店内は日本とインカを融合させた温かみのあるインテリア。料理は日系人が日本の調理技術や素材を現地の食材と融合させ独自に発展させた「ニッケイ料理」。ペルーはブラジルに次いで日系人が多い国だ。まず出てきたのが和食のだし汁に各種のハーブ入りパックを浸して香り付けしてから飲む「旨味スープ」。鮪のトロは職人が目の前で柵から切って握る。ウニや海藻を使ったひと品もとても美味しかった。15種類の料理が出てからやっとデザート。此処もそれぞれの料理に説明付きで所要時間3時間!! [...]

2026.02.01|Tags: |

中南米南下の旅 ペルーー首都リマ(2026年1月号)

美食の国ペルーで世界一のレストランへペルーは美食の国。リマには2023年に「世界ベストレストラン50」でトップに輝いた「セントラル」という店がある。これまで三ツ星は元よりミシュランに載るような所になど一度も行ったことがない私たちだが、せっかく世界一のレストランに行くチャンスがあるなら行ってみたいと柄にもなく思った。予約サイトを見るとランチタイムに空きがある、値段もなんとか払える額だ。もう二度とリマには来ない、一生に一度の贅沢と奮発して予約した。サイトには「カップリングワイン」という項目もあったので意味が分らなかったがついでに「ポチッ」としてみた。恐怖のカップリングワイン通された席で待っていると最初の一皿と食材見本が運ばれ、ウェイターが英語で料理の説明を長々と始めたが意味がほとんど分からない。ワインを聞かれ、白を一杯ずつ頼んだ。次の料理もその次の料理も全て食材と長い説明が付く。当然どれを食べても冷たくなっている。3つぐらい出てきてまたワインを聞かれたが昼なので要らないと答えた。向こうの客は次々とワインを飲み真っ赤かだ。そうやって数個の小さな料理が組み合わさり15回ぐらい出てからやっとデザートとコーヒー。その間なんと3時間。凄く疲れた。こりぁ料理哲学の修行のような店だなぁ~と思いつつ会計へ。請求書に書かれた数字を見て腰が抜けた。カップリングワインとは料理に合わせて次から次へと選りすぐりのワインを提供することで、料理と同じかそれ以上の値段になると後から知った。あの「ポチッ」だ。無知とはなんと悲しいことか、手痛い経験と勉強をさせてもらったと諦めて泣く泣く支払った。 [...]

2026.01.01|Tags: |

中南米南下の旅 インカ帝国の興亡を訪ねて ペルーとボリビアの旅(2025年12月号)

好奇心に背中を押されて・・・ 初めての南米だった昨年のコロンビアとエクアドルでは最後の最後までトラブル続きで、帰国してからもしばらくは体調が戻らず憂鬱な日々を送った。年齢的にもしんどいし、もう旅は止めた方が良いのかもと心が折れた。しかし3ヶ月もたつと旅心がムクムクと湧いてきて「ここで諦める選択肢は無い!」と思えるようになってきた。次はマチュピチュで有名なインカ帝国が栄えたペルーとボリビア、それはどのような文明だったのか?アンデスの西側のほぼ全域をどのようにして治めることができたのか?中米のマヤ文明などとはまた一味違うはず。知りたい、触れてみたい、好奇心が沸々と湧いてきた。 [...]

2025.12.01|Tags: |

中南米南下の旅 コロンビアー帰路のために再びボゴダへ(2025年11月号)

ボゴダの日本人に救われた ボゴダに戻り、最初と同じホテルに到着した時には何だか地元に戻ってきたような気がした。今夜は日本料理店に行って旅のすったもんだを聞いてもらおうと電話したら定休日だったが、店長さんが夕食をご一緒してくれることになった。彼の馴染みの中華火鍋のお店に連れて行ってもらい、私たちがカードで払おうとしたら現金のみとのことで、結局店長さんにご馳走になってしまった。初めて会ったのに日本人というだけで親切にしてもらい、トラブル続きの旅で憂鬱だった気分が一気に晴れた。やっぱり同胞は有難いなぁ~ [...]

2025.11.01|Tags: |

中南米南下の旅 コロンビアーカルタヘナNO2(2025年10月号)

みんな大好き、美人コンテスト コロンビア人は美人コンテストが大好きだ。優勝者は世界大会へと進み、これまで数多くのミスワールドを輩出している。ミスコンはただ容姿だけを競うのではなく、女性の考えや生き方も考慮されるのだとか。私たちがカルタヘナに着いた日もちょうど野外会場で夜にミスコンが行われる日だった。なんだかウキウキしている夫と一緒に見に行った。会場の広場には露店が立ち並び、大音量が流れるステージ前には何千もの人がはしゃぎながらコンテストを観ている。私たちも群衆の中に入って観ることにした。観客たちはビールを片手に、シャボン玉の泡が出てくるスプレーをかけ合いはしゃいでいる。凄い熱気だ。急に数人が私たちめがけてスプレーの泡をかけてきた。「危ない!」と思い急いで出ることにした、が遅かった。群衆から出てきたら、夫が「スマホを盗られた!!」と言う。4度目のトラブル発生。 [...]

2025.10.01|Tags: |

中南米南下の旅 コロンビアー世界遺産の街カルタヘナ(2025年9月号)

クエンカから三段跳びでカルタヘナへ クエンカから首都キト、キトからコロンビアの首都ボゴダ、そしてボゴダからカルタヘナへと飛行機を乗り継いで一日で移動した。空港に着くとロビーに人がわんさかと溢れかえっている。こんなに賑わっている町なんだぁ~と思ったら、今日は祭りの日で宿泊予定の旧市街地には夕方5時からでないと入れないとか。まだ3時間以上もある。今回の旅はなんだかトラブル続きだ。キトでの高山病にクエンカまでのタクシーと「2度あることは3度ある」、今回が3度目。これが最後になってほしいと祈りつつ、ドイツから来たカップルと雑談をしながら時間を潰した。 [...]

2025.09.01|Tags: |

中南米南下の旅 エクアドルー世界遺産の古都クエンカ(2025年8月号)

美しい古都の素晴らしいホテル やっと辿り着いたホテルは町の重要文化財に指定されているホテルヴィクトリア。木材を多用した重厚でエレガントな造りで、従業員もサービスの質もとてもレベルが高かった。特に驚いたのはレストランでの対応だ。チェックインが済んだのはレストランが閉店する9時近く、昼から何も食べていないので恐る恐る「今からレストランで食事が出来るかしら?」と聞いてみると、即座に「もちろんでございます。」との返事。閉店ギリギリに入ったのに嫌な顔ひとつしない。料理を三つ注文し二人でシェアすると伝える。持ってきた料理を見てびっくりした。なんと一つの料理を二つの皿にそれぞれ半分ずつ綺麗に盛り付けて持ってきているではないか?!今までシェアを伝えてこのようなサービスを受けたことは一度もなかった。格式高い良いホテルというのはこういうサービスをするんだなぁ~といたく感心し、チップをはずんだ。 [...]

2025.08.01|Tags: |
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