標高2850mでは赤道直下でも寒い?!

コロンビアからキトまでは飛行機で1時間40分、中央アンデスの6000m級の山々に囲まれたキトに平地はなかったらしく、飛行場から市街まで車で2時間以上もかかる。世界遺産に登録されている旧市街のセントロ・イストリコの宿に着いたのは夜の8時過ぎだった。宿の近くにある観光名所のラ・ロンダ通りの食堂で簡単に食事を済ませ早々に寝ることにした。ところがシャワーのお湯がいつまで経っても温いままで熱くならない。仕方なくそのまま浴びてベッドに入ったが体が冷えて中々寝付けない。石造りの部屋は赤道直下だというのに深々と寒いのだ。標高2850mとはこういうことかと思い知った。

トリプルパンチでやられた

翌朝目覚めると喉がひどく痛い。時差ボケと高さと寒さのトリプルパンチで風邪をひいたらしい。ホテルは古いコロニアル建築を改造したホテルで趣があり、屋上からはキトの象徴と言われているパネシージョの丘と聖母像が見える。キトの旧市街は比較的安全と聞いていたのでここに宿を取って正解、ゆっくり世界遺産の街並みを堪能しようと思った。ところが相変わらず部屋の中は深々と寒くヒーターを借りたがさっぱり暖かくならない。体調は悪化する一方で、喉は益々痛くなり声が全く出なくなった。おまけに胃もキリキリと痛くなり吐き気までしてきた。このまま温いシャワーしか出ない、寒いホテルに居ては良くなりそうもないと判断し、熱い湯が出るバスタブ付きの暖かいホテルに移動することにした。事情を説明し3泊予約のところを2泊分支払って、新市街(ノルテ)の近代的な普通のホテルに移動した。

空港を出ると沿道に沢山の人たちが国旗を持って集まっていた。サッカーの試合でエクアドルがブラジルに勝利し、帰国する選手たちを一目見ようと延々と10キロ以上も連なっていた。

着いた日の夜に撮影したサント・ドミンゴ広場にあるサント・ドミンゴ教会&修道院。9時近くになっていたので人通りもなく閑散としていた。

サント・ドミンゴ広場の近くにある「ラ・ロンダ通り」の愛称で親しまれている小道。観光客向けのレストランやショップが並んでいるが、9時頃にはほとんどの店が閉まっていた。遠くに見えるのがパネシージョの丘と聖母像。

朝食後にホテルの屋上から見たキトの象徴「パネシージョの丘と聖母像」。 ホテルは旧市街の真ん中に位置し、1534年建造の由緒ある建物を利用して造られていた。

1534年に建造された由緒ある建物を利用して造られたホテルのパティオ(中庭)。部屋の中も昔の面影を残していて歴史を感じたが、石造りの家はとにかく寒い。