クエンカから三段跳びでカルタヘナへ

クエンカから首都キト、キトからコロンビアの首都ボゴダ、そしてボゴダからカルタヘナへと飛行機を乗り継いで一日で移動した。空港に着くとロビーに人がわんさかと溢れかえっている。こんなに賑わっている町なんだぁ~と思ったら、今日は祭りの日で宿泊予定の旧市街地には夕方5時からでないと入れないとか。まだ3時間以上もある。今回の旅はなんだかトラブル続きだ。キトでの高山病にクエンカまでのタクシーと「2度あることは3度ある」、今回が3度目。これが最後になってほしいと祈りつつ、ドイツから来たカップルと雑談をしながら時間を潰した。

奴隷売買で栄えた要塞都市

カルタヘナは大航海時代にアフリカから「黒人」を連れてきて売買することで栄えた。だから今でも「黒人」の割合が多い。港近くの時計台がある広場に集められた「黒人」たちは物のように売り買いされ、この町に富をもたらし、その富を狙ってイギリスの海賊が度々襲ってくる。パナマシティと同じ事がここでも起きていた。今では新市街地のビーチ沿いにホテルが立ち並びコロンビア随一の観光地になっている。
また、カルタヘナはノーベル文学賞を受賞したガルシア・マルケスが暮らした町だ。出発前に自伝的要素が強いマルケス原作の映画「コレラの時代の愛」を観てから行った。映画の中で主人公が恋人が家から出て来るのを待った公園のベンチに座ったりして当時を忍んだ。その頃のカルタヘナもとても賑わっていたらしい。本屋にマルケスコーナーがあったので、スペイン語を読めもしないのに思わず「百年の孤独」を買ってしまった。

観光客相手にカラフルな民族衣装を着て写真を撮らせチップをもらうことを仕事にしている女性たち。アフリカ色満載だ。

映画「コレラの時代の愛」では、主人公がこのフェルナンデス・マドリッド公園のベンチに座って本を読みながら、恋人が家から出てくるのを待っていた。とても面白い映画なのでお薦めです。

カルタヘナの新市街地。ビーチ沿いに近代的ホテルが建ち並び、国内外から観光客が押し寄せるリゾート地になっている。ビーチに面した所にはカフェやレストランがびっしり。

スペイン占領時にはカトリックへの改宗が強要され、カトリック以外の信仰を持つ者は処罰された。異教徒の摘発と処罰を行っていた宗教裁判所が今は博物館になっていて、当時使われていた本物のギロチンが展示されていた。

カルタヘナのシンボルである旧市街地をぐるりと囲む城壁と時計台。この広場が奴隷売買の場所だった。私たちが行った時には補修工事中だった。

映画「コレラの時代の愛」では、主人公がここフェルナンデス・マドリッド公園のベンチに座って本を読みながら恋人が家から出てくるのを待っていた。とても面白い映画なのでお薦めです。

カルタヘナ旧市街地は、イギリスの海賊から町を守るために周りを要塞でぐるりと囲んだ要塞都市である。サン・フェリペ要塞の上には海に向かって沢山の大砲が設置されていた。

カルタヘナの新市街地。ビーチ沿いに近代的ホテルが建ち並び、国内外から観光客が押し寄せるリゾート地になっている。ビーチに面した所にはカフェやレストランがびっしり。

大きなバルコニーとバロック様式の宗教裁判所跡。恐ろしい拷問を伴う異端裁判は1610年から1811年なで約200年間も続いた。もしその頃に生まれていたら、私なんかは魔女として、ギロチンか火あぶりになっていたかも・・・