チャチャニ山とミスティ山に見守られて
アレキパはペルー第2の人口を誇るインカ帝国の古都である。中心部にはスペイン風コロニアル建築がたくさん残っていて世界文化遺産に登録されている。ここはアンデス山脈に位置し標高2335m、旭岳より高い。3泊して高度に順応する予定だ。朝の8時過ぎにバスステーションに着いてから予約していたホテルへと向かった。朝食を食べるために2階のテラスに行った私たちは、そこから見えるこの街のシンボル、チャチャニ山(標高6075m)とミスティ山の神々しさに息を飲んだ。やっとアンデス山脈沿いに発展したインカ帝国の入り口に来た!と感じだ。
標高2335mで坂道を行ったり来たり
ホテルは歴史地区の端っこに位置していて、観光の中心であるアルマス広場までは坂道を行ったり来たりしなければならない。行きは下りで楽だが、戻りは息が切れ、何度も立ち止まってから歩いた。見ると他の観光客も同じようにあちこちで立ち止まって息を整えている。ホテルを出て色々周って一度帰り、休憩してから夕食を食べに出かける。一日2度が限界だ。標高が高い=酸素が薄いということはこういうこと、無理すると体調を崩しかねないので、徐々に体を慣らさなくてはならない。夜は早めにホテルに戻り、ゆっくり休むことにした。
アレキパは美食の国ペルーの中でも美食の町と言われている。「チィチャ」という隠れ家的な地元料理の店を見つけて行ってみた。確かにどれも美味しい、店の雰囲気もカジュアルでウェイターたちもフレンドリーだ。すっかり気に入って2度も行った。こうしてアレキパで高度順応してから、いざクスコへ。

レストラン「チィチャ」の前で、買ったばかりのアルパカのショールを纏い、ご満悦の私。

アンデス聖地博物館の入り口に立っているインカの衣装を着た女性像。この博物館には1995年に発見された、山の噴火を鎮めるために生贄として捧げられた少女の凍結ミイラ「ファニータ」のレプリカがあった。

レストラン「チィチャ」の店内。手前のスープはアレキパの名物料理、この辺りで採れるカマロン(川えび)のスープ、その奥がうにのスパゲティ。さすが美食の町アレキパ、山の中でも魚介類が美味しい。

アレキパの歴史地区。観光客と写真を撮って稼ぐために民族衣装を着てアルパカと一緒に待っている女性。遠くに見えるのはチャチャニ山とミスティ山。



