美食の国ペルーで世界一のレストランへ

ペルーは美食の国。リマには2023年に「世界ベストレストラン50」でトップに輝いた「セントラル」という店がある。これまで三ツ星は元よりミシュランに載るような所になど一度も行ったことがない私たちだが、せっかく世界一のレストランに行くチャンスがあるなら行ってみたいと柄にもなく思った。予約サイトを見るとランチタイムに空きがある、値段もなんとか払える額だ。もう二度とリマには来ない、一生に一度の贅沢と奮発して予約した。サイトには「カップリングワイン」という項目もあったので意味が分らなかったがついでに「ポチッ」としてみた。

恐怖のカップリングワイン

通された席で待っていると最初の一皿と食材見本が運ばれ、ウェイターが英語で料理の説明を長々と始めたが意味がほとんど分からない。ワインを聞かれ、白を一杯ずつ頼んだ。次の料理もその次の料理も全て食材と長い説明が付く。当然どれを食べても冷たくなっている。3つぐらい出てきてまたワインを聞かれたが昼なので要らないと答えた。向こうの客は次々とワインを飲み真っ赤かだ。そうやって数個の小さな料理が組み合わさり15回ぐらい出てからやっとデザートとコーヒー。その間なんと3時間。凄く疲れた。こりぁ料理哲学の修行のような店だなぁ~と思いつつ会計へ。請求書に書かれた数字を見て腰が抜けた。カップリングワインとは料理に合わせて次から次へと選りすぐりのワインを提供することで、料理と同じかそれ以上の値段になると後から知った。あの「ポチッ」だ。無知とはなんと悲しいことか、手痛い経験と勉強をさせてもらったと諦めて泣く泣く支払った。

レストラン「セントラル」の入り口と塀。インターホン越しに予約を伝え、中に入る。刑務所のような感じがした。

展示してある珍しい食材。セントラルはペルー独特の希少な食材や海藻など西洋料理ではあまり使わない食材を使い、オーガニックでアートのような料理を出すことで有名になった。

食後にお土産として渡された食材や料理についての考えを説明した本とリフレット。ここの料理はやっぱり哲学だわぁ~と納得したが、内容はさっぱり分からない。

展示してある珍しい食材。セントラルはペルー独特の希少な食材や海藻など西洋料理ではあまり使わない食材を使い、オーガニックでアートのような料理を出すことで有名になった。

「セントラル」の中。床やカウンター、テーブル等ほとんどの物が石と鉄で出来ている。なんだかひんやりとした空間だった。

数種類の海藻を使った料理と右手はその材料。海藻を使うことは私たち日本人にとっては珍しくないことだが、西洋人にとってはとてもクリエイティブなことなんだろうなぁ~。

海藻を使った料理と右手奥はその材料。海藻を使うことは日本人にとっては珍しくないことだが、西洋人にとってはとてもクリエイティブなことなんだろうなぁ~。

監獄のような高い塀のゲートを黒服が開け、受付を済ませると広い庭が広がっている。この庭では料理に使うオーガニック野菜を栽培している。しばらく歩くとそこがセントラルの入り口。