アレキパまでは夜行バスに乗ることに

ワカチナから地上絵で有名なナスカへと車で向かった。ナスカからアレキパまではバスで行くつもりだったので、町中のバスセンター近くの安ホテルを取った。アレキパまでのバスについては9~10時間かかるということ以外は日本で情報は全く得られなかったので、着いてすぐに調べてみると深夜に出発する夜行バスしかない。仕方がないので、翌朝に地上絵を見学して、二泊目の途中で宿を捨ててバスに乗ることにした。フロントでセスナの予約をしていたら、先にセスナに乗った旅行者が「朝食は食べないで乗った方が良いよ、すごく揺れるから」とアドバイスしてくれた。彼はインド系マレーシア人でマレーシアにある日本企業で働いていたというので、一緒に夕食を食べることにした。

バイクで世界一周中のシニア

彼は退職後、2件あった家の一軒を売って資金を作り、バイクに乗って一人で世界中を旅しているという。マレーシアから北上し、日本に来て稚内にも行ったと写真を見せてくれた。その後、北米に飛行機でバイクごと飛び、アラスカからパンアメリカンを南下して米国と中南米を通り、今、南米を南下している。今後はアルゼンチンからアフリカの喜望峰へ飛び、ヨーロッパへ向けて北上する予定だという。私たちも高齢者の割には、全て自分たちで組み立てて旅していると自負していたが、上には上がいるものだなぁ~といたく感心した。翌朝起きたら、彼はすでにホテルを出てマチュピチュへと向かっていた。私たちは朝食抜きで地上絵を見学してから、町をぶらぶらして時間を潰し、23時20分発のアレキパ行きの夜行バスに乗りこんだ。

23時20分出発のアレキパ行き2階建て深夜バス。ビールとおつまみを買って2階の予約席に座った。リクライニングシートは150度になり、アレキパまでぐっすり眠ることができた。

地上絵を見るための8人乗りのセスナ。体重のバランスをとるためにカップルでもバラバラに座らせられる。急廻旋したり急降下したりで、西洋人の若い客は降りてすぐに吐いていた。朝ご飯抜きで行って良かった!

セスナからくっきり見えるコンドルの地上絵。絵を直線は地上絵を横切って通っている数々の道路。

夕食に入った中華料理店。中華料理店なのに店内の絵は日本風。侍の絵もあった。ペルーの人にとっては、日本も中国も同じ遠いアジアの国と一括りなのかも、、、。

愛車のBMBバイクを見せてもらった。日系会社で技術を取得したお陰で、子どもたちを大学まで行かせ、家も2軒買うことができた。日本は技術も人間も最高の国だと言っていた。

セスナからくっきり見える猿の地上絵。左上に斜めに走っているのは干上がった川。

ナスカの町の中心にあるこの公園に面してホテルが建っていた。ホテルの前の道路では、朝から夜中までシャトルバスの呼び込みをする人が何人もいて、うるさくてとても寝てなどいられなかった。